部門紹介

臨床検査科生理機能検査

生理機能検査とは?

心電図・聴力・肺機能・血圧脈波・脳波・ホルター心電図解析などの検査をします。また、心臓の動き
や臓器の状態を超音波(エコー)で観察します。

心電図
脈の乱れ、胸の痛み、動悸、呼吸困難、失神などの
症状や原因不明のショックといった場合の診断のた
めに行う検査です。
不整脈の有無・種類、心臓の肥大・拡張、心筋の状
態など評価します。
必要に応じて24時間心電図(ホルター心電図)などの
検査を行います。
聴力
人間の耳にもっとも聞こえやすい周波数(125~
8000Hz)の音を用いて聞こえる最低限の音(最小可
聴閾値)を測定します。
会話音や、日常の社会音に対する聴力の状態が判断
できます。
肺機能
できるだけいっぱいに大きく息を吸ったり、吐いた
りして肺活量を測定します。肺の大きさや肺の働き
を調べるための検査です。
血圧脈波キャビィ(CAVI-ABI)
両腕、両足の血圧を測定し、血管年齢、動脈の硬さ、
動脈の詰まりを評価します。
動脈硬化のスクリーニングとしては最適です。
脳波
頭に電極を装着して覚醒時や睡眠時の脳波を記録し
ます。様々な刺激(眼の開閉・深呼吸・光刺激など)
に対する脳波の反応も調べます。
けいれん・意識障害・てんかん・脳腫瘍などの症状・
診断に有用です。
心臓超音波(心エコー)
心臓の動きや弁の状態を超音波で観察します。
弱い音波を使っているため人体への影響はまったく
ありませんので繰り返し検査が可能です。
腹部超音波(腹部エコー)
肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓などの異常を見つけ
ます。人体への影響はまったくありませんので繰り
返し検査が可能です。