徳山医師会病院について

病院長あいさつ

病院長 森松 光紀

病院長としてご挨拶申し上げます。

本院は昭和41年「オープンシステム徳山医師会病院」として開設され、平成28年に50周年を迎えました。平成13年に地域医療支援病院の資格を取得し、これを機会に平成14年「地域医療支援病院オープンシステム徳山医師会病院」と改称して今日に至っています。平成28年には財団法人「日本医療機能評価機構」より病院機能評価認定証(3rd G, Ver1.1)を交付され、良好な医療水準を維持していることが評価されました。

なお、西館病棟(150床)に加えて、平成25年4月には7階建ての本館病棟(180床)が完成しました(全330床)。新病棟は従来の約2倍の面積を持ち、病室面積やリハビリテーションセンターも拡大しました。これまでのMRI装置やマンモグラフィー装置に加えて、新規に64列CT装置やラジオアイソトープ検査設備が取り入れられ、診療能力も格段に向上しました。

当院の完全オープンシステム制度は全国でもユニークなものです。当院の登録医である開業医は自院で診療中の患者さんの病態が悪化したときには、1日24時間を通じて当院に入院させ、自らが主治医となって治療することができます。従って、有床診療所を併設する必要がありません。主治医が在院しない時間帯は常勤医師(各領域の専門医)がカバーします。現在10名の常勤医師を含めて看護部門、リハビリテーションセンター、放射線部門、一般検査部門、薬局部門等が互いに連携しています。更に、山口大学医学部を含めて複数の大学と密接な関係にあり、大学から多数のコンサルタント医師を迎えて専門医療を行っています。

当院は特にリハビリテーションに力を入れており、リハビリテーション専門医に加えて、総計約50名のリハビリテーション技士(PT、OT、ST)が患者様の機能回復に努力しています。また、退院後の機能維持を目標として外来リハビリテーションと在宅訪問リハビリテーションも並行しています。患者様の入院調整や退院後の行く先決定は大切な問題ですが、附属の「地域連携室」の看護師とメディカルソーシャルワーカーがお世話しています。そのほか、病院内には徳山医師会の在宅支援部門もあり、介護保険における訪問看護や各種居宅サービスを行っています。

山口県周南保健医療圏では機能分担が良好に進められています。二次救急および三次救急はJCOH「徳山中央病院」の働きに負うところが大ですが、当院としては日常の急性期医療のほかに、その後の回復期医療にも貢献しており、脳卒中後リハビリテーションや大腿骨骨折手術後のクリニカルパスでも一翼を担っています。そのほか神経難病リハビリテーション患者様も多数入院しておられます。更に地域の慢性期病院や介護施設と連携して、地域完結型医療体制に協力しています。住民の皆様に良質な医療と落ち着いた療養環境を提供できますように当院の職員一同努力しておりますので、一層のご支援をお願い申し上げます。

  • 病院長森松 光紀