部門紹介

放射線科MRI検査

「MRI」とは、磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)の略称です。
寝台上に寝た状態でトンネルの中に入り、強力な磁場と電波による核磁気共鳴現象を利用して体内の水や脂肪の分布を画像化することで、体内の様子を任意の断面画像として表示します。
X線撮影やCT検査のようにX線を使用しないため、被ばくの心配はありません。

 

MRI検査について

DSC_0221 断層像により病変の位置や大きさ、形状などが容易に把握できるため、体内の様子をより詳しく検査することができます。
特に、脳や脊椎、生殖器、四肢などの疾患に対する診断に有用で、 軟部組織の描出に優れ、造影剤を使用せずに血管などを描出することもできます。
検査時間は内容によって異なりますが、30~40分程度です。
必要に応じて造影剤を使用する場合があります。
検査中は磁場の変動に起因する特有の騒音がします。

MRI検査は予約制となっています。 外来検査では、かかりつけ医からの紹介が必要です。

注意事項

次の物は故障したり検査に支障を来すことがありますので、検査室内には持ち込まないでください。

  • 金属類:時計・アクセサリー類等
  • 磁気カード:キャッシュカード等
  • その他:義歯・補聴器・カイロ等