放射線科CT検査
「CT」とは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称です。
寝台上に寝た状態で身体の前後左右360°方向からX線を照射し、透過したX線の情報をコンピュータ処理することで、体内の様子を輪切りの断面画像として表示します。
また、輪切りの画像データを医用画像処理ワークステーションなどで再構成することにより、様々な方向の断層像や立体的な3D画像を作成することもできます。
*医療において「CT」とはX線CT(X線を利用したCT)のことを指すのが一般的です
CT検査について
断層像により病変の位置や大きさ、形状などが容易に把握できるため、体内の様子をより詳しく検査することができます。 X線撮影よりも被ばく線量が多い検査であるため、適切な線量コントロールが必要です。 検査時間は内容によって異なりますが、約5~15分程度です。 必要に応じて造影剤を使用する場合があります。 |
CT検査は予約制となっています。 外来検査では、かかりつけ医からの紹介が必要です。