部門紹介

リハビリテーションセンター心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーションとは

心臓心臓病の患者さんの体力回復や自信を取り戻すことで、家庭生活や社会生活への復帰を

支援するとともに、再発や再入院を防止することを目指していきます。

心不全や心臓手術後の患者さんは、心臓の働きの低下や、心臓をいたわる安静な生活を続けたことで、

運動能力や、体の調節の働きも低下しています。

そのため強い活動はできませんし、どの程度活動しても大丈夫なのか分からないため、不安もあります。

これらに対して、心臓リハビリで適切な運動療法を行うことが、役に立ちます。

さらに、心臓病の原因となる動脈硬化の進行を防止することを目指して、食事指導や禁煙指導も行います。

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対象疾患

1.急性心筋梗塞

2.狭心症

3.開心術後

4.経カテーテル大動脈弁置換術後

5.大血管疾患 【 大動脈解離・解離性大動脈瘤・大血管術後 】

6.慢性心不全・・・以下のいずれかを満たす場合

  ① LVEF≦40% ② PeakVO2≦80% ③ 血中BNP≧80pg/ml ④ NT-proBNP≧400pg/ml

7.抹消動脈閉塞性疾患 〔 間欠性跛行を呈する 〕  

 心臓リハビリテーションの効果

・虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)の心血管病による死亡率が26%低下、入院リスクが18%低下します。

・心不全患者さんの入院が25%減少し、心不全による入院が39%減少します。

・生活の質(Quality of life)が改善し、毎日をより快適に過ごすことができるようになります。

その他以下の効果が期待できます。

・運動能力・体力向上により、日常生活で心不全の症状(息切れ等)が軽くなります。

・筋肉量が増えて楽に動けるようになり、心臓への負担が減少します。

・心臓機能が良くなります。

・血管が広がりやすくなり、身体の血液循環が良くなります。

・動脈硬化が進みにくくなり、既にできている動脈硬化性プラーク(血管の壁の盛り上がり)が

 小さくなります。

・インスリンの効きが良くなり、血糖値が改善します。

・自律神経が安定して、不整脈の予防になります。

・運動実施により、仕事、家庭生活、社会生活の満足度が高まります。

心臓リハビリテーションの流れ

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爆発: 14 pt: 心不全</p><br />
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