放射線科X線撮影
物質を透過する力が強いX線を用いて体内病変の有無を調べる検査です。
物質の密度によって透過するX線の量が変わるので、身体を透過したX線の分布を画像化することで、体内の様子を影絵のように写し出すことができます。
一般撮影
いわゆるレントゲン撮影と呼ばれるもので、 胸部や腹部、骨のX線撮影を行います。 部位や目的に応じて、多方向からの撮影や造影剤を使用した撮影を行う場合もあります。病室や手術室では、ポータブル撮影装置で撮影を行います。当院では、CRシステムを用いて画像をデジタル化することにより、安定した画像を提供しています。 |
乳房撮影
一般にマンモグラフィと呼ばれ、乳房内の病変の有無を調べる検査です。 乳房は柔らかい組織(乳腺や脂肪組織)でできているため、透過力の弱いX線を用いて撮影します。 撮影の際は乳房を圧迫しますので多少の苦痛を伴いますが、圧迫することでより良い画像が得られ、被ばく線量を減らすこともできます。 当院は「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得し、認定資格を持った放射線技師による撮影、認定資格を持った放射線科医による読影を実施しています。 |