部門紹介

臨床検査科睡眠時無呼吸症候群検査

徳山医師会病院では睡眠時無呼吸症候群の検査を行っております。

次のような 症状はありませんか?

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睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
大きなイビキ起床時の頭痛夜間の呼吸停止日中に強い眠気がさすなどの症状があります。

潜在患者は人口の1%~2%といわれ、放っておくと高血圧心臓循環障害脳循環障害などに陥るといわれております。
また、日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こします。

しかし、治療法も確立されておりますので、適切に検査・治療を行えば決して恐い病気ではありません。

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どのような検査をするの?どのような治療をするの?

終夜睡眠ポリグラフィという検査を行います。この検査では睡眠中の脳波や呼吸状態、血液中の酸素濃度を
同時に測定します。まずは自宅で取扱い可能な簡易検査で測定していただきます。
簡易検査の結果によって、脳波から睡眠の深さや質を調べる、1泊入院の精密検査が必要になります。
頭や顔・胸・腹などに電極やセンサを着けますが、痛みなどはありません。
日頃ご家庭でお休みになるようにリラックスして検査をお受けください。この結果によって、治療方法を検討します。
一般的な治療方法は、鼻にマスクを装着し適切な圧力をかけた空気を持続的に送り込むCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)による治療ですが他にも、耳鼻科的外科手術や歯科による口腔内装置などの治療もあります。


 

徳山医師会病院では

検査当日の午後4時までに来院、血液検査・レントゲン検査・心電図検査

 

1泊入院検査(終夜睡眠ポリグラフィ)

 

翌朝、退院OK(結果は約2週間後にでます)

お仕事をお持ちの方でも、お仕事を休まずに検査を受けていただけるシステム体制を整えております。ご相談ください。
 

終夜睡眠ポリグラフ検査<Poly Somno Grapy(PSG)>とは?

この検査は睡眠時無呼吸症候群を中心とした、睡眠呼吸障害についての検査です。
脳波,目の動き,筋電図,を中心に心電図,呼吸運動など多くの生体現象を一夜の睡眠を通して記録する検査で全く痛みのない検査です。
下の写真のように頭部を中心にセンサを15本程度、胸部にはベルトを3本、合計で約20本程度のセンサ類を取り付けますがいつも通りリラックスして就寝していただきます。

 

検査Q&A

Q:寝返りはできるのですか?
A:どんな向きで寝ていただいても、検査に問題はありません。

Q:トイレはどうすればいいのですか?
A:自由に動けますので、お部屋のトイレをご利用ください。

Q:脳波は電気が流れてくるのでは?
A:脳波は体から出る電気的信号をひろうもので、電気が流れてくるものではありません。
また、頭部にセンサー取り付けの際にのりの様な物をつけますが害はありませんし、洗い流せます。

Q:夜中に飲み物が飲めますか?
A:口の周りには呼吸を感知するセンサがありますが、ストローなどを使用して飲んでいただけます。